2012年 新年のごあいさつ
日本は何を世界に誇れるのか考える年に
院長 小林 充
昨年から今年にかけ、震災・原発事故という大きな試練の中で、日本という国が何を大切にして生きていくべき国なのかということがますます問われています。
世界にはブータンのように国民総生産ではなく国民総幸福度といった新しい視点を国の目標に掲げる動きがあることを知った年でもあります。
北欧の国々も決して経済大国とまでは行きませんが国民の幸福度と言う点では成熟して見えます。
日本にも誇れる国民性があると感じさせられました。
「少々不便でも原発を止めたい」が多くの国民の一致点になった気がします。
略奪も暴動も起きず整然と復興へ向かおうとする国民性は世界から敬意を集めているそうです。
どんなに劣勢になっても体格の違いを見せ付けられてもあきらめず世界の頂点へ上り詰めたなでしこジャパンが脚光を浴びました。
一方で将来の地球環境を守るための国際会議の舞台で、いち早く京都議定書の離脱を表明する細野大臣の姿勢に違和感をおぼえたのは 私だけでしょうか。
「平和とは人の痛みのわかる心をもつこと」被爆者の下平作江さんと言う方の言葉だそうです。
「私達の共通点は現場主義と何でもありの精神ですね」昨年講演にきていただいた名田庄診療所の中村先生からいただいた言葉です。
まず足元から、身近な地域から、痛みと願いを共有し、様々な智恵と工夫を集めて新しい強い絆を編み上げる、そんな一年になればと願います。
写真提供:綾部市 木崎氏








