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No.009
近年、温水洗浄つき便器(T社の登録商標ではウォッシュレット)の普及に伴い、季節を問わず肛門の問題が深刻になる人が増加したとの報告があります。
ウォッシュレットの何が問題か?
『お尻は出来るだけ清潔にしなければならない』と考え、
肛門を洗いすぎる事で肛門が次第に傷んでいくのです。
肛門周囲皮膚は洗浄のしすぎで乾燥し、皮膚が厚く固くなりただれてきます。
肛門の皮膚が唇ほどに弱いため拭きすぎや洗いすぎないように指導して参りましたが、ウォッシュレットなら安全との神話があるように思います。
この際、ウォッシュレットの危険性も知っていただきたいと思います。
ウォッシュレット症候群とは?
ウォッシュレットの使い過ぎ、誤った使用により、肛門周囲の皮膚が変化し、肛門周囲のかゆみ、いたみ、下着の汚れ、匂いがきついなどの症状がでます。
患者さんは肛門を清潔にしなければ治らないと考え、さらにウォッシュレットを激しく使用し、症状が悪化していきます。
提案
- シャワー洗浄時間は1回10秒までにしてください。
- シャワーの圧は高圧を控えましょう。
- シャワーの温度は高温を避け、人肌にとどめましょう。
- 排便はタイミングが大事です。出来るだけ自然に委ね、ウォッシュレットで肛門を刺激し、排便するのは避けましょう。
<ご連絡>
排便時の出血や脱出でお悩みの方へ
京都協立病院では注射による痔の治療を行っています。
半日(入院)で血が止まり、排便時の脱出がなくなっていきます。
治療後の傷みもほとんどなく、翌日から通常の生活が出来ます。
なお、この治療は保険診療で行っています。
当院は入院の差額ベッド代(部屋代)はいただいておりません(個室でも部屋代は無料です)。
詳しくは外科・川島市郎の外来でお尋ねください。
お待ちしています。








