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冬に流行る「嘔吐下痢症」
<ウイルス性胃腸炎>
寒い季節になってくると保育園・小学校などの集団生活の場や地域で、嘔吐下痢症が流行する事が多くなります。
昔は「腸かぜ」といわれていたみたいですが、正確には「ウイルス性胃腸炎」といい、比較的最近になってから次々といろいろな種類の原因ウイルスが見つかってきています。
これらの原因ウイルスのうち一番やっかいなのが、ロタウイルスです。
元気にしていた子が、前ぶれ無く突然に嘔吐し始めます。
吐き気と食欲低下で始まり(胃の症状)、発熱する場合もあります。
同時か、少し遅れて頻回の水様性の下痢(腸の症状)が出現し、時に「白っぽい」下痢便になる事があります。
最初の2〜3日は下痢のみならず吐き気も強い時期ですから、上手に水分を与えないと容易に脱水症をきたします。
最初に嘔吐してから6時間は、非常に吐き気の強い時期ですから、この時期は無理に飲まさないでおとなしくしていてください。
6〜12時間すると少し吐き気が治まってきますから、この時期から少しずつ水分を取っていくようにしてください。
吐き気が治まってからも下痢は長引きます。
治るのに7日も10日もかかることがあります。
抗生物質はまったく無効で、一番大切な薬は「水」です。
脱水にならないように上手に水分を取ることです。
初期の吐き気の強い時期は一切栄養のことは考えないで「吐きにくいもの」を「吐きにくい方法」で飲ませることです。
食事療法
1.吐き気の強い時期
- 「嘔吐しにくいもの」を「嘔吐しにくい方法」で与える。
- 具体的には、湯ざまし、薄めのお茶、スポーツドリンク、薄めのジュースなど「コップに入れて向こうが透き通って見えるもの」を少量づつ、胃の中にたまって胃が動きだすと刺激になって又吐いてしまうので、胃の粘膜が湿る程度の量(10ml〜20ml)10分〜15分間くらいあけて頻回に・・・・・ゆっくりていねいにネ!!!
2.嘔吐がおさまり、食べる気力が出て来たら
- うどんやおかゆなどの柔らかい淡水化物からはじめる。
- バナナやせんべいなども可。
- 吐き気が治まれば、おにぎりやお茶漬けでも可。
- 刺激物や油の多いものは避ける。
- 吐き気が治まって下痢だけの時の食事は何をたべてもOKです。(ステーキも可)
こんな時は受診
- 12時間以上たっても頻回に嘔吐し続け、まったく水分を受け付けず、腰が抜けたみたいにぐったりして、瞳が「トロ〜ン」としている(脱水症状です)
- 腹痛が強い場合や便に血が混じる(細菌性腸炎の疑いがあります・・受診時に便も持参してください)
- 発熱が3日以上続く
- 咳や鼻水もよく出る(これは上気道炎との混合感染です)
インフルエンザワクチンのみ予約接種受付
インフルエンザワクチン接種のみの方に・・・・・
土曜日の午後13;30〜予約制でワクチンの接種を行っています。
予約制なので待ち時間が少なく、接種後の会計もスムーズに行え診察と重なる事がないので、ワクチンだけをお考えの方には便利です。
又、こどもと一緒なら保護者の方も小児科で一緒に接種できます。
インフルエンザの内服薬の使用が難しくなってきています。
ワクチンを接種してインフルエンザから身を守りましょう。
詳細は小児科まで0773−42−0025(小児科直通)
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