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No.148(2008年10月14日号)
お手元に健康診断の受診券が届いていませんか?
―特定健診のご活用を―
院長 小林 充
今年度から健康診断が大きく変わっています。
これまでの、職場健診と市民健診の二本立てから、各健康保険組合ごとに健康診断を行うこととされました。
また従来の項目から、いわゆる「メタボ」予防を目的にした項目に絞られました。

綾部市や、加入しておられる健康保険から、健診の案内や受診券が送られている方は、それをもって、期間内に指定の医療機関へそれぞれ健康診断を受けに行くことになります。
最大8千数百円分の検査がそれでできる金券と同じことになりますので、大切に保管して、是非活用してください。
普段から通院されている方でも保険が3割負担の方や後期高齢者保険で1割負担の方は、同じ検査をするなら健診を使う方が少し得になります。
協立病院では、綾部市国保・各種国保組合の方、健康保険組合・政府管掌保険(全国健康保険協会)・共済組合保険家族の方の健診の指定医療機関になっており、診療時間内随時受診可能です。
 
便秘・肛門外来(予約制)新設のお知らせ
外科医長 川島 市郎
この度、外科で専門的な外来を開設させていただくことになりました。
この外来では便秘で困っている方、痔で悩んでいる方と関わらせていただきます。
外来の名前は便秘肛門外来です。
・便秘薬を使っているけど、どうもすっきり便が出ない・
・排便の度に痔が飛び出てくる・
・便が硬くて苦労している・
・便のあとティッシュに血がつくけど直腸がんではないだろうか・
こんなことでお悩みの方はぜひ便秘肛門外来におこしください。
外来は金曜日の午前中に開いています。

今年の4月から当院では痔(脱肛)の注射による治療を開始しました。
ジオン注射といいます。
長年、脱肛でお悩みの方からうれしい知らせが届いています。
・こんなに苦痛もなく簡単やったらもう少し早く相談すれば良かった。・
・いままで歩いていても飛び出てきた脱肛が注射した次の日からうそのように出なくなりました。下着も汚れなくなったし感謝しています。・
・注射と聞いて痛いのではないかと不安でしたが全く痛みがありませんでした。・
・30年も出っ放しの痔が半日で苦痛なく治るなんて嘘だと思っていました。本当でした。こんな治療なら何回受けてもいいです。・

あなたも、悩んでないで一度相談してみませんか?
窓口は金曜日午前中便秘肛門外来です。
 
「インフルエンザについて」
〜11月までに予防接種を済ませましょう〜
小児科医長  玉本  晃
インフルエンザにはA型(ソ連型と香港型)、B型があり、毎年必ず流行があります。
インフルエンザにかかった人の咳で空中に飛び散ったウイルスを吸い込むことで感染します。
感染力が強く、家族が次々とかかったりします。
1〜2日の潜伏期間のあと、突然の高熱、頭痛、ふしぶしの痛み、全身倦怠感で始まり、遅れて咳が強くなってきます。

発熱期間は3−5日間ですが、子どもでは2−3日でいったん下がり、その後また2日間ほど熱がでる二峰性の形をとることがあります。
熱が下がってからもかなり咳がひどく続きます。
65歳以上の高齢者、肺・気管支、心臓などの慢性疾患や糖尿病を持つ人は、インフルエンザにかかると肺炎などの合併症で入院する危険性が高くなります。
小児では脳炎・脳症が起こることがあります。

発熱後12時間くらいすれば、綿棒で鼻の奥の鼻汁をとって、迅速診断することができます。
発症後2日以内であれば抗インフルエンザ薬(タミフルなど)が有効ですが、10歳代の子どもは異常行動などの副作用が出ることがあり使用できません。
子どもの解熱剤としてはアセトアミノフェン(カロナールなど)が安全です。

予防として、外出時はマスクをして人ごみを避ける、部屋の加湿、うがい・手洗いの励行などがありますが、一番効果があるのがワクチンです。
発症予防効果は、65歳未満で70−90%(乳幼児で50−60%)です。
65歳以上の高齢者の入院を30-70%減らせます。
小児の脳炎の発症も減らせます。
接種して効果を発揮するまでに約2週間かかり、効果は4−5ヶ月間続きます。
11月までに接種を済ませましょう。
 
連載 家庭医療紹介
第2回 「患者中心の医療とは」
内科医長 玉木 千里
「家庭医療学」では、「患者中心の医療」を提供するように教えられます。
そして、患者中心の医療を行うことで、患者さんの満足度を上げ、同時に医師の満足度を高め、医療訴訟を減らすことにつながることが研究でも証明されているのです。

では、家庭医療で教える「患者中心の医療」とはどのような医療でしょう?
私たち家庭医が心がけていることは、医学的な側面にとどまらず、患者さん自身を取り巻く環境や、患者さん自身が育った背景、かかえる社会的問題にまで目を向け、それを理解し、共通の基盤を共有しようとすることです。
そしてそういう共通の基盤を持って初めて本当の意味での個々の患者さんに見合った治療であったり、指導を行うことができるのだと信じています。

そういった理由で、私たちは、患者さんの環境に立ち入った質問をすることがあると思います。
例えば家族構成や家族間の関係であるとか、お仕事であるとか、時には趣味や宗教なんかに至まで質問をすることがあるかもしれません。
それはみなさんをとりまく環境をより良く理解し、うわべだけでなく、よりみなさんの立場に深く共感できるようにそのような質問をするのだと思ってください。
そして、「この先生になら安心して何でも(病気以外のことでも)相談できる」、と思っていただけることが、私たち家庭医にとって最もうれしいことでもあるのです。

そのように病気のこと以外で個人の奥深くまで立ち入られることに抵抗がおありの方がおられるかもしれません。
しかし、それはあなたをより深く理解し、より適切に治療を行う上で必要な手段であると我々は認識しています。
同時に、我々は、患者さんのプライバシーには特に注意を払うようにしております。
そうはいっても不安がおありでしたら、どんなにささいなことでも我々に気軽に相談していただければ幸いです。

次回は「家族志向のケア」です。
 
卒(禁)煙「川柳」募集のお知らせ
今回、卒煙の啓蒙活動として、皆様に卒煙川柳を募集することになりました。
タバコを吸う人も吸わない人も、卒煙できた人、失敗した人も色んな想いを川柳にしてみませんか?
11月より病院待合いに応募コーナーを設置いたしますので、皆様からのご応募お待ちしております。
 


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