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家庭医療と小児科
内科医長・家庭医療指導医 玉木 千里
4月より、金曜日の午後の小児科外来の単位を家庭医が受け持つことになりました。家庭医療と小児科について簡単にご説明をいたします。
<家庭医とは>
まだみなさんは"家庭医"というコトバに聞き慣れておられないことでしょう。
"家庭医"とは英語でいう"family physician"の邦訳で、年齢や性別、臓器別を問わず「患者と家族を全部診る医者」という意味です。
イメージとしては、「診療所のかかりつけの先生」という感じでしょうか?
第2次世界大戦後に医療がどんどん専門分化していく一方で、アメリカでは「人全体を診るためのトレーニングを積んだ医師も必要だ」、という声が沸き起こりました。
家庭医療(family practice)は1969年にその発想の延長上に生まれたアメリカで一番新しい診療科なのです。
<家庭医の小児科研修>
小児科外来は、日本家庭医療学会の定めた基準を満たした「家庭医療後期研修プログラム」を修了した(または研修中の)"家庭医"が診察を担当します。
本プログラムでは、3年間の研修中に、小児科において最低3ヶ月間、さらに1年間の診療所での研修を積むことを義務化しており、家庭医はこの間に指導医のもとで小児疾患を診るトレーニングを受けています。
<家庭医の小児科の特色>
家庭医は、生まれたての赤ちゃんからお年寄りまで、また急性から慢性の病気まで幅広く診るトレーニングを受けています。
従って、子供さんのカゼや発疹症、あるいは予防接種などの一般的な問題に対しては対応可能です。
なお、家庭医外来に受診いただいた患者さまについては、全例、診察後に玉本小児科長と担当家庭医で治療方針の確認を行っており、質が確保できるよう配慮しております。
どうかご安心して診察にお越しください。
また何かお気づきの点やご要望などがございましたら、看護師に伝えていただくか、病院の窓口にありますご意見用紙に書いて出していただければ、積極的に改善につなげていきたいと考えています。
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